こんにちは〜♪
ご懐妊おめでとうございます!
妊娠すると、これからどのように身体が変化していくのか、おなかの中で赤ちゃんがどう育つのか気になりますよね。
変化が一目でわかるようにまとめてみました。
ママやパパがやることも載せています。
ぜひ、いっしょにご覧くださいませ♪
妊娠後期とは
妊娠後期とは、妊娠8ヶ月(妊娠28週)〜妊娠10ヶ月(妊娠39週)+40週までのことをいいます。おなかはますます大きくなり、張りを感じることも増えてくるでしょう。
おなかの赤ちゃんは臓器の機能が充実し、髪の毛や爪が伸びてくるなど、新生児の姿に近づいてきます。
ママの身体もおなかの赤ちゃんも、いよいよ出産に向けてラストスパートをかける時期です。
妊娠後期のママと赤ちゃんの様子
妊娠8ヶ月目(妊娠28,29,30,31週)
<身長>約43cm
<体重>約1800g
<大きさ>かぼちゃ1個くらい
<ママの身体の変化>
◉おなかの張りが頻繁になります。
おなかの張りとは、子宮が収縮しておなかが硬くなった状態のことをいいます。
刺しこむような痛みを感じることもあります。
妊娠初期から張りやすい人もいますが、この時期になると、多くの人が張りを感じるようになるでしょう。
◉妊娠全期間の中で、心拍数が最大になります。
◉夜中に何度も目が覚めてしまうこともあります。
<赤ちゃんの成長>
◉ほとんどの臓器が完成に近づきます。
◉網膜が完成し、明るさを感じることができるようになります。
<この時期にやること>
◉里帰り出産の人は、検診のために一度帰省しましょう。
◉赤ちゃんを迎えるために部屋の準備や出産準備品を買い揃えましょう。
◉産休に入る人は職場での引き継ぎを行いましょう。
◉産休や育休の申請手続きや保険の手続きを再確認しましょう。
<パパの心得>
◉赤ちゃんが生まれたらどんなふうに育てていくかなど、ふたりでじっくり話し合ってみましょう。産後になるとなかなか時間が取れず、話す余裕がなくなってしまうことがあります。
◉ママの日常生活での動きがつらくなってくる時期です。家事全般はできるだけパパが担当しましょう。
妊娠9ヶ月目(妊娠32,33,34,35週)
<身長>約45cm
<体重>約2200g
<大きさ>白菜1個くらい
<ママの身体の変化>
◉子宮が膀胱を圧迫し頻尿になることがあります。
大きくなった子宮に膀胱が圧迫されてトイレが近くなったり、残尿感が強くなる時期になります。
尿もれをする場合もあります。胃や心臓、肺が圧迫され呼吸が苦しくなり、動悸が起こることもあります。
体重管理にも注意が必要な時期です。
◉おなかはだいぶ大きくなり、腰痛や貧血になったり疲れやすくなることもあります。
<赤ちゃんの成長>
◉34週頃には肺が完成します。
◉おなかの中で睡眠→覚醒を約20分おきに繰り返すようになります。
<この時期にやること>
◉里帰り出産の人は、妊娠32週頃までに帰省しましょう。
◉いつでも入院できるように、必要なものをバックに入れて準備をしておきましょう
◉出産後はどこに連絡するかのリストを作成しましょう。
◉出生届や児童手当など、赤ちゃんが生まれたら必要な手続きを確認しましょう。
<パパの心得>
◉妊娠9ヶ月になると、陣痛がきて出産になってしまう可能性があります。いつでも駆けつけられるように、仕事の段取りをしっかりしておきましょう。
◉上の子どもがいる人は、出産時にどうするか決めて連絡先なども確認しておきましょう。
妊娠10ヶ月目(妊娠36,37,38,39週)
<身長>約50cm
<体重>約3000g
<大きさ>すいか1個くらい
<ママの身体の変化>
◉いよいよ出産の準備が整うころになります。
赤ちゃんが頭を下にした頭位に落ち着き、いよいよおなかから外に出る準備が完了します。
代表的なお産の兆候としては、おしるし→陣痛→破水がありますが、どれが最初にくるかは人によって違いがあります。
◉赤ちゃんが下におりてきて、苦しかった胃が楽になります。
◉白っぽいおりものが増えてきます。
<赤ちゃんの成長>
◉すべての器官が完成します。
◉頭が骨盤内へ下降し位置も固定されてきます。
◉赤ちゃんが大きくなってきたため以前ほど活発に動かなくなります。
<この時期にやること>
◉入院・出産用品をもう一度チェックしましょう。
<パパの心得>
いよいよ赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくない時期に入りました。陣痛が来たときにママをどのようにサポートするかなど、よく頭に入れておきましょう。
妊娠後期に気をつけること
ますますおなかが大きくなり、せり出したおなかで足元が見えづらくなります。
妊娠で体内の水分量が増えている上に、下大静脈が子宮に圧迫されるため下肢の血液が滞ってしまいます。
その影響により、足がむくみやすかったり静脈瘤ができやすくなったりします。
対策として、着圧ソックスを履くことをおすすめします。
また、ストレッチやマッサージをしてむくみの予防・むくみの軽減に努めましょう。
生理的にお腹が張りやすくなったり、張りの回数も増えてきます。歩き回ったりした後は特に張りやすいので注意しましょう。張りを感じたら横になって身体を休めましょう。
安静にしても周期的な張りが続く場合や出血・痛みを伴う場合などは、早めに産院へ連絡しましょう。
おわりに
出産予定日が近づいてくると、なんだかそわそわして落ち着かなるものです。
ママ・パパはゆったりとした気持ちで赤ちゃんとの対面の日を待ちましょう。いつお産が始まってもおかしくない時期のため、ママはひとりでの遠出は控えましょう。
ストレスフリーな産休ライフを過ごしましょうね。
最後までご覧いただきありがとうございました!