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妊娠中の食事はどんなものがいいの〜?〜第2弾〜

2021年4月12日

こんにちは〜♪

ご懐妊おめでとうございます。

妊娠中、ママとおなかの赤ちゃんは一心同体です。

ママの健康管理と赤ちゃんの発育のためにもバランスのよい食事で必要な栄養を摂ることがとても大切になります。

食べたほうがよい栄養素をまとめてみました。

ぜひご覧くださいませ。

妊娠中の食習慣

妊娠中は、ママ自身が健康的に過ごすためだけでなく、赤ちゃんが成長するためにも良い栄養をなるべく多くとる必要があります。

そこで、妊娠中の食事で気をつけることや大切にしておきたいことを知識として身につけ、心がけていきましょう。

3食(特に朝ごはん)を食べるように意識する

朝食を抜いたり1日1食などの食生活は血糖値が乱れやすい状況を招いてしまいます。

妊娠中は必要な栄養も多いので、まずは3食しっかり食べましょう。

身体と脳が目覚める

睡眠中に下がった体温が上がり身体が目覚めます。

また、眠っている間もエネルギーは消費されているため、脳や身体はガス欠状態。

エネルギーを補うためにも朝ごはんは大切です。

肥満を予防する

朝食を摂ることで、昼食までの空腹感を抑え、ドカ食いを防ぎます。

ドカ食いは、食後の急激な血糖上昇をまねき肥満につながります。

朝ごはんバランスUP!3ステップ

◉ホップ♪
しっかりとろう!炭水化物
和食:ご飯
洋食:パン
炭水化物の中の糖質は、全身のエネルギー源として欠かせないものです。
忙しい朝でもぜひ摂りましょう!
◉ステップ♪
一緒にとりたい!タンパク質
和食:ご飯+納豆
洋食:パン+目玉焼き
朝食にタンパク質をとることで、体温をあげて身体も活動モードに。
腹もちもグーンとUPします。
さらに、貧血予防のためにも取り入れたい栄養です。
◉ジャンプ♪
これでばっちり!ビタミン・ミネラル
和食:ご飯+納豆+味噌汁やひじきなどの副菜
洋食:パン+目玉焼き+サラダやくだもの類
ビタミン・ミネラルは炭水化物やタンパク質の代謝を助け、血管や粘膜を丈夫にするなど身体の様々な機能を正常に働かせるために必要な栄養素。
免疫力を高め、カゼなどの病気を防ぐ働きもあります。
少しずつでも取り入れましょう。

「塩分」の取りすぎに要注意!

塩分を摂りすぎると、妊娠高血圧症などのトラブルにつながることがあります。

食事量が増える分、塩分も多くなりがちなので注意しましょう。

「減塩」生活から始めましょう

妊娠中は食事量が増える分、塩分が多くなりがちです。

濃い味付けの食事を続けていると、むくみや妊娠高血圧症候群の原因にもなります。

なぜなら、塩分を摂りすぎると身体は塩分濃度を一定に保つために水分を溜め込みます。

その結果、血液の全体量が増え血管が押し広げられて血圧が上がってしまうのです。

塩分を控えることは、さまざまな生活習慣病を予防することにもつながります。

また、赤ちゃんは身体が未熟なため、調味料を使いすぎると腎臓に負担がかかってしまいます。

今のうちから、塩分に頼らない食事と調理に慣れておきましょう。

ママの1日の塩分摂取量の目標
6.5g未満(1食:約2.2g)
外食で塩分を取りすぎないポイント!
①麺のスープは飲まない
②汁物、漬物は食べすぎない
③ドレッシングをかけすぎない
④ソースやしょうゆなどはかけないで「つける」
塩に頼らないように工夫する
外食や市販の弁当はどうしても塩分が多くなりやすいので、手作りする時が減塩のチャンスです。
①酸味を利かせる
→味がさっぱりするので、つわりや夏バテの時の食欲UPにも効果的です。
例)レモン・ライム・酢など
②カリウムを摂取する
→カリウムは利尿作用があるため、余分な塩分を排泄してくれます。
例)緑黄色野菜・果物類・海藻類・いも類など
③薬味を使う
→ねぎ、しょうが、わさび、青じそ、にんにくなどの薬味は香りや辛さで味にメリハリが出ます。
こしょう、さんしょう、カレー粉もおすすめです。
例)にんにく・しょうが・しそ・ねぎなど
④出だしを利かせる
→だしのうま味は、食事の満足感をUPさせてくれます。
カルシウム豊富な煮干しやビタミンDを補給できる干し椎茸も活用しましょう。
例)昆布・鰹・干し椎茸・煮干しなど

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つわりのときは無理をしない

つわりは、全くない人もいれば、点滴や入院が必要なくらい重症化する人など、症状も程度も個人差があります。

多少体重が減少しても、もともと身体に蓄えてあった脂肪があるため、赤ちゃんの発育には影響がありません。

ストレスはつわりを悪化させることもあるので、なるべくリラックスして過ごしましょう。

*吐いてしまう
→水分摂取を心がけましょう

*食べないと気持ち悪くなる
→カロリー控えめなものを摂取しましょう

食中毒に気をつける

妊娠中は免疫力が弱くなっていて、感染症にかかりやすくなっています。

そのため、生肉やナチュラルチーズ(非加熱)などの食材は摂らないようにしましょう。
家庭でできる食中毒予防を実践してみましょう。

「リステリア」による食中毒に注意!

妊娠中は、リステリア菌に感染しやすくなります。

感染すると、悪寒・発熱・筋肉痛などがある場合や、敗血症・髄膜炎・リステリア症などで重症化する場合もあります。

また、リステリア菌が胎盤やおなかの赤ちゃんに感染すると、流産や生まれた赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。

<リステリア食中毒の主な原因食品>
ナチュラルチーズ、肉や魚のパテ、生ハム、スモークサーモンなど

感染予防に努める

体液に注意!

尿や唾液やその他の体液などには、感染の原因となる微生物が含まれることがあります。

ご自分のお子さんのおむつでも、触ったら丁寧に手を洗いましょう。

また、家族でも歯ブラシやカミソリなどは共有せず、食べ物の口移しもやめましょう。

妊娠中の性生活では、コンドームを着用し感染予防に心がけましょう。

「風疹」について

妊婦さんが「風疹」にかかると、赤ちゃんが心疾患・難聴・白内障などの症状を引き起こす恐れがあります。(「先天性風疹症候群」といいます)

風疹は、生ワクチンの接種で予防できますが、妊娠中は生ワクチンを接種することができません。

妊婦検診で風疹抗体を持っていない、あるいは抗体の値が低いことがわかった場合は、同居の家族に「麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)」を接種してもらいましょう。

人混みを避ける

風疹・インフルエンザなど、飛沫感染する病気が流行しているときは、人混みは避け外出時にはマスクを着用しましょう。

また、子どもはいろんな感染症にかかりやすく、子どもを介して感染する病気もあります。

特に発熱や発疹のある子どもの看病の時には注意しましょう。

おわりに

妊娠中の食事や感染症予防など大切なことがわかりましたね。

赤ちゃんが生まれてからも継続していく大切なことです。

今のうちに身につけておきましょう。

ストレスフリーなマタニティライフを過ごしましょうね。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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mitarasi

フルタイム看護師&4人子育てママ*^^* 8月に第4子が生まれて現在は育休中です🎶 よろしくお願いします。

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