こんにちは〜♪
3人+新生児子育て中のO-DAN★GOです(*^^*)
8月に第4子を出産してまだまだ身体の回復が追いつかないwatashiです(^^;)
久しぶりの新生児の泣き声に癒されながら、
この短い1ヶ月(新生児期)を楽しみたいと思います。
今回は『1700g。小さく生まれた息子のお話②〜NICU編〜』を書きたいと思います。
息子は体重2500g以下で生まれてきたため”低出生体重児”に分類されます。
また、妊娠31週という早い段階で生まれてきたため”早産”にあたります。
そして、生まれてきた時に息子自身の呼吸が安定しておらず機械の助けがないと呼吸できない状態であったため集中的な治療が必要だと医師が判断しNICUへ入院することになりました。
↓前回のお話は↓
『1700g。小さく生まれた息子のお話①〜救急搬送から出産まで〜』
↑こちらをご覧くださいませ♪↑
小さく生まれた息子のお話
1700gで生まれたちいさなちいさな息子。
産声をあげず、すぐにNICUへいっちゃいました。
お顔を見ることもなく抱っこすることもなく。。。
お産後、私の身体を休めるために2時間は安静。
その間も赤ちゃんがどうなっているのか不安で不安で仕方がありませんでした。
そのあと主人と一緒にNICUへ会いに行きました。
息子との初対面
新生児のための集中治療室。
早産児・低出生体重児をはじめとして、呼吸障害、黄疸、低血糖、感染症など何らかの疾患のある新生児を24時間体制で管理・治療するところ。
NICUには、たくさんの機械と機械につながれたたくさんの赤ちゃんがいます。
医師や助産師もたくさんいます。
たくさんのご家族が医師や助産師と話をしています。
そして、授乳室にはママがいっぱいいます。
赤ちゃんを抱いて母乳をあげているママもいれば、搾乳機で母乳を絞っているママもいます。
その先に、保育器の中で眠ったちいさな赤ちゃん。
オムツだけを着けていて細くちいさな手足。
その手足からは固定された点滴、お鼻からは管(くだ)。
そして人工呼吸器につながれています。
そう、息子です。
現実なのか非現実なのか・・・。
ちょっと信じられないような光景・・・。
保育器には大人の片手が入るくらいの窓が4つあります。
助産師から「窓から手を入れて触れてあげてください」と言われ、
手に触れてみると
目を閉じてはいるものの私の指をギュッと握り返してくれました(;_;)
ちいさな身体で一生懸命に呼吸して動いている胸。
嬉しくて泣いちゃいましたね。
”こんなにちいさな身体で一生懸命に生きているんだ”と実感しました。
これが、息子との初対面でした。
☆医師からは、「頭の検査や目の検査をしたのですが、今のところ異常はみられません。しかし、今後何が起こるかわかりません。何か異常が見つかった場合にはすぐに対処できるよう定期的に検査をしていきます」と言われました。
私たち親に必要以上の期待を持たせないよう、そしてあまり不安も抱かせないように丁寧な言葉で説明してくれました。
初めての抱っこ
息子はまだまだ小さいため保育器から出ることはできず、抱っこをすることもできません。
呼吸も安定しないため、口からミルクを飲むこともできません。
しばらくは手足の点滴とお鼻の管(くだ)から栄養を摂っていました。
その間の私はというと・・・、
救急搬送時から熱が出ていたため抗生剤を点滴しながら、
小さな容器に出ない母乳を絞り出す作業を繰り返す毎日。
少しでも母乳が出たらその度に助産師が母乳の入った容器を受け取りに来て、
決められた時間に、息子のお鼻に入っている管(くだ)から母乳を飲ませてあげていました。
助産師は「少しでもいい。1mlでもいいんだよ!赤ちゃんにとってママの母乳は最高の贈りものなんだから♪特にちいさな子にとってはかけがえのないものなんだよ」と言っていました。
その言葉を励みに母乳を絞り続ける毎日。
息子は、生まれて1週間ほど経ってから人工呼吸器が外れました。
まだ保育器の中での生活で、お鼻の管(くだ)は入ったまんまです。
それから1週間ほど経ってから短い間であれば抱っこの許可が出ていよいよ初抱っこです♪
まだたくさんの点滴や管(くだ)につながれている息子。
助産師が保育器から息子を抱き抱えて、病衣からはだけた私の胸にのせてくれました。
私の手のひらが余るほどのちいさなお顔。
そして、私自身の腕だけを抱えているような感覚になるほどとってもちいさな身体。
こんなに早く抱っこできるとは思っていなかったため緊張したと同時に
すごく暖かくて感動したのを鮮明に覚えています。
これが、はじめての抱っこです。
ちなみに、
抱っこする場所はというと・・・保育器の目の前。
他の人が目に入らないようにカーテンの仕切りで作られた手作り感に溢れた空間。
赤ちゃんが点滴や管でつながれているため保育器から離れることができないのです。
はじめは”ここで抱っこするんだ!?”と驚きましたが、周りを見渡すとみなさん同じように手作りのカーテンで仕切られた空間で我が子を抱きかかえています。
我が子を抱っこできるだけでも幸せなことだと噛み締めながら抱いていました。
あまり長い時間、保育器の外に出すことができないため時間が来ると息子は助産師によって保育器の中へ戻されていくのでした。
NICUの環境
NICUには、たくさんの赤ちゃんがいます。
人工呼吸器につながれている赤ちゃんもいれば、たくさんの機械につながれている赤ちゃんもいます。
とてもちいさなちいさな赤ちゃんもいれば、双子ちゃんもいます。
どんな赤ちゃんにも共通することは、みんな一生懸命に生きているってこと。
そして、そこにはその子のママやパパの姿があり、おしゃべりがまだできない赤ちゃんにずーっと話しかけているのです。
赤ちゃんの状態はみんな違っているけど、そこに来ているママやパパの気持ちはみんな同じなんだなと感じましたね。
おわりに
小さく生まれた息子のお話。
息子が入院中に受けた検査はたくさんあって忘れたものもありますが、
黄疸(皮膚が黄色くなること)が強く出てしまい光線治療も受けていました。
私が退院したあともNICUへ母乳を届ける日々が続きます。
3時間おきに目覚ましをセットして搾乳する日々。
目の前にはいない息子のために昼夜問わず搾乳→病院→搾乳→病院→搾乳→病院・・・
永遠と続きます。。。
そのお話は後ほど投稿します♪
最後までご覧いただきありがとうございました(*^^*)