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妊娠中に絶対やらないで〜!!!!〜タバコとお酒編〜

2021年4月14日

こんにちは〜♪

ご懐妊おめでとうございます!

妊娠中はどんなことに注意をしたらいいのか、など不安なことがたくさんあると思います。

今回はタバコとお酒がおなかの赤ちゃんに及ぼす影響についてまとめてみました。

ママやパパと一緒にぜひご覧くださいませ。

妊娠中のタバコの影響

「妊娠したらタバコを吸ってはいけない」というのは、いまや常識になっているのではないでしょうか。

「わかってはいるけどやめられないママ」、ママはやめたけど「パパがやめてくれない」という方も多いはず。

そんなママやパパに知ってもらいたいのが、タバコが赤ちゃんに与える影響です。

妊娠中のタバコが、生まれてきた赤ちゃんの突然死を引き起こすかもしれません!

おなかの赤ちゃんへの影響

妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんの身体や脳の成長を妨げます。

流産や早産の原因になると言われています。

低出生体重児が非喫煙者の1.5倍多く生まれています。

乳幼児への影響

家庭内でのタバコの事故(誤飲ややけど)につながりやすく危険です。

さまざまな病気との関連もあるとされており、例えば喘息になる可能性については、非喫煙者の約10倍とも言われています。

また「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の危険性が約5倍になります。

タバコを吸っているママへの影響

がん・心臓病・脳卒中・肺気腫・喘息・歯周病などの病気にかかる割合が高くなります。

また、皮膚の老化が進み、年齢より老けて見えてしまいます。

吸っているママ自身は、フィルターを通していますが、周りにいる人は直接燃えている煙を吸わされているわけです。

高温で燃やしているので、副流煙の方が粘膜への刺激も強く、喉がイガイガしたり、目がチカチカしたりといった症状が出てきます。

副流煙を吸わされる受動喫煙の方が、がんのリスクも高くなるのです。

禁煙を決意したママへ

「禁煙に何回もチャレンジしてみたけどできなかった・・・」

「意志が弱いから無理・・・」

そういう方も、必要なのは意志の強さではありません。

時には、人や物に頼ることも大切です。

*禁煙外来やカウンセリングなどのサポートで禁煙継続率は2〜3倍と高くなります。

専門医療機関へ相談しましょう

医療機関での治療をおすすめ!
◉喫煙本数が多い人・禁煙する自信がない人
◉過去に禁煙して禁断症状が強かった人
◉心の病気などで禁煙が難しい人
◉妊婦さんのようにニコチンパッチが使用できない人
薬局・薬店でニコチンパッチやニコチンガムを使って禁煙!
◉喫煙本数が少なくて、禁煙に取り組みたい人
◉忙しくて、医療機関へ受診できない人
妊婦は使用禁止だよ!!

パパも禁煙しましょう

妊娠をきっかけにママがタバコをやめても、タバコを吸っているパパの約9割はそのまま喫煙を続けていると言われています。

ママとおなかの赤ちゃんは副流煙を受けることになり、パパの喫煙の影響によりさまざまな症状や病気を招きかねません。

そして、残念なことにパパがタバコを吸っていると、ママも産後にまたタバコを吸ってしまう可能性が高いことがわかっています。

☆この機会に、パパに禁煙をお願いしてみては?*^^*

妊娠中のお酒も赤ちゃんに影響する

妊娠中のお酒は、胎盤を通っておなかの赤ちゃんに影響を及ぼします。

詳しくみていきましょう!

おなかの赤ちゃんへの影響

お酒が代謝されて発生する成分は、胎盤を通しておなかの赤ちゃんの細胞増殖や発達を妨げると言われています。

妊娠中の飲酒により、流産・死産・先天異常が起こる可能性が高くなります。

先天異常として下記のような症状があり、「胎児性アルコール症候群(FAS)」として知られています。

◉子宮内の胎児の発育の遅れ並びに成長障害
◉中枢神経系の障害
(精神遅滞や学習・記憶・注意力の持続、コミュニケーションや視覚・聴覚障害)
◉特徴的な顔貌(小さい目、薄い唇など)、小頭症など頭蓋・顔面奇形
◉心奇形、関節異常などのさまざまな奇形
[日本産婦人科医会:先天異常委員会]

「これ以下であればおなかの赤ちゃんに影響はない」という安全性は確立されていません。

また、毎日の飲酒だけでなく時々の飲酒でもおなかの赤ちゃんに影響します。

妊娠中、どの期間でも飲酒はおなかの赤ちゃんに影響を及ぼします。

☆妊娠がわかったら、飲酒をやめましょう!

赤ちゃんが生まれても禁酒は続けるように♪

授乳への影響

母乳は血液で出来ているため、飲酒後の授乳ではアルコール度の高い母乳が作られます。

そのまま授乳してしまうと、アルコール分の含まれた母乳を赤ちゃんに与えることになってしまいます。

赤ちゃんは内臓が未発達でアルコール分解・処理能力がほとんどなく、アルコール中毒になることもあります。

授乳中の飲酒も控えましょうね!

おわりに

妊娠中のタバコやお酒が、こんなにもおなかの赤ちゃんに影響を及ぼすとは・・・。

おなかの赤ちゃんを健やかに育てるためにも、禁煙・禁酒は大切です!

パパも一緒に協力してくれると嬉しいですね♪

ストレスフリーなマタニティライフを過ごしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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mitarasi

フルタイム看護師&4人子育てママ*^^* 8月に第4子が生まれて現在は育休中です🎶 よろしくお願いします。

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