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1700g。小さく生まれた息子のお話①〜緊急搬送から出産まで〜

2021年6月26日

こんにちは〜♪

3人子育て&第4子妊娠中のO-DAN★GOです*^^*

『切迫流産』『切迫早産』と診断されて不安になっているママはいませんか?

私は第1子の時に『切迫早産』と診断されて、第2子の息子を妊娠した際にも『切迫流産・切迫早産』と診断を受けてました。

とても不安に思っていたことを覚えています。

予定日より2ヶ月早く、1700gで生まれた息子。

今はもう5歳!周りの子たちと何の変わりもなく成長してくれています。

当時の私は、同じ経験をされたママ達からの言葉が励みとなりました。

今、不安に思っている方たちが私の体験談を読んで”同じ境遇の人もいるんだ”と少しでも不安が軽減するといいかな思ったので書いてみます。

切迫流産と診断された日

第1子が1歳半の時、第2子を妊娠したことがわかりました。

初めての受診時は妊娠6週。

出血が続いていて初めは生理だと思っていたのですが、頭痛や吐き気も続いていたため妊娠検査薬を使用すると陽性反応が!

すぐに産婦人科へ受診。受診時も出血が続いていたため『切迫流産』と診断されて2週間お仕事をお休みしました。

その後は出血もおさまりつわりと戦いながら一旦職場復帰をするのですが、妊娠7ヶ月目に入ってから頸管長30mm。

産婦人科の先生からは「お腹が張ったら休みなさい。無理はしないで」と言われていたのですが、私のお仕事は立ち仕事。

体調のすぐれない方たちを目の前にお仕事をしているため”私のお腹が張っている”という自覚はほとんどありませんでした。

切迫早産と診断された日

定期検診の日、頸管長30mmで前回の検診と同じ長さであったため『切迫早産』の診断を受けて休職することになりました。

休職してからは頸管長47mmまで回復していたのですが、産婦人科の先生からは「職場復帰は難しいため産休入るまで診断書を書くね」と言われそのままお産を迎えることになりました。

おなかの異変

『切迫早産』と診断を受けてから1〜2週間の検診となり、先生からは「何かあれば予約外でも受診してね」と言われていました。

妊娠8ヶ月目の終わりのこと。

夜中に、おなかと陰部の違和感がありトイレへ。

出血や破水らしきものはないのですが、なんか変なんです。

とても不安な夜を過ごし翌朝予約外で受診。

8時30分、朝一で診察を受けました。

救急搬送!?

「頸管長の長さを確認しましょう」ということですぐに診察。

診察台へ上がって先生が経膣エコーで頸管長を確認します。

経膣エコーが映し出されるモニターを確認していると、

カーテン越しで先生や助産師たちがコソコソと話しドタバタ走る音が・・・。

先生から「odangoさ〜ん!赤ちゃんは元気で出血とかはないんだけど、子宮の入り口が2〜3cm開いています。ここの病院には、早く生まれてきた赤ちゃんを管理するような機械がないためちょっと大きい病院へ移りましょうね!」と・・・。

”え・・・・どういうこと?”

”子宮の入り口が開いてる?”

私はもうパニック!!!!

診察室から出てモニター室へ移動しおなかの張りと赤ちゃんの様子を確認。

助産師からは「びっくりしたよね〜。大きい病院に移る準備をしているからね。今のところ赤ちゃんは元気だからね!」

「救急車で行くことになるんだけど、旦那さんに連絡できる?」と。

その間の私はというと・・・号泣。

”これから赤ちゃんはどうなるの?”

”まだ妊娠8ヶ月でとても小さいのに大丈夫なの”

などと不安でいっぱいでした。

実は・・・

助産師から「旦那さんへ連絡してみてね!病院からも連絡しておくからね!」と。

実はその前の晩、主人とケンカをしていて当日朝も私は検診に行ったことを話していませんでした。

自宅にいるのか、外に出ているのかもわからない。。。

とにかく非常事態だということを伝えるために携帯へ連絡するのですがつながらず・・・

その間に私は人生初の救急車で総合病院へ向かいました。

パニックの私は、自分の住所もド忘れして何回も間違える始末・・・

最後は、救急隊の方が教えてくれました。。。

約3時間後に主人とつながり事情を説明。

すぐに駆けつけてくれました。

救急搬送されてから出産まで

病院に着いた主人の両眼は充血しており鼻をすすっていました。

来てすぐに「ごめんね。ストレスかけてしまったね」と。

主人が来てくれた安心感とこれから赤ちゃんがどうなっていくのかわからない不安が入り混じり私も号泣。

救急搬送されてからは、診察を受けて血圧を測ったり、血液検査をしたり抗生剤を点滴したりしました。

先生からは「子宮の入り口は3cmほど開いていて柔らかい状態。そのまま陣痛がきてお産になるかもしれない。」

「あと、熱が出ているためもしかしたら子宮内感染を起こしているかもしれない。そうなるとおなかの赤ちゃんも感染している可能性がある」

「今日中に陣痛が来なければ赤ちゃんの様子を見ながら緊急で帝王切開になるかもしれない」

「赤ちゃんはまだ31週。未熟なためNICUへ入ってもらうことになる。肺が完成されていないため、生まれてきたら人工呼吸器につなぐことが必要かもしれない」

「生まれてきても万が一がある・・・」

たくさんのことを一気に言われたのですが、医療関係のお仕事をしていることもあり頭の中を少しずつ整理して理解していく私がいました。

※ちなみに主人も同じ職種です。

そのまま出産することに

それからはずっと主人が付き添ってくれました。

そのまま自然に陣痛が来て、”妊娠31週 体重1700g 身長41cm”

ちいさなちいさな男の子が誕生しました。

しかし産声が聞こえず・・・

抱っこすることもお顔を見ることもなくそのままNICUへ。

おわりに

「子宮の入り口が開いている」と言われてからとても不安な時間を過ごしました。

一番は、”今後おなかの赤ちゃんがどうなるかわからない”という不安。

そして、自分自身を責めることばかり。

”私のおこないが悪かったからだ”

”主人とケンカしたからだ”

”ストレスで赤ちゃんが苦しかったのかも”

”お仕事をして体に負担をかけてしまったからだ”

”上の子を抱っこしていたから?”

などたくさんのことを後悔しました。

こういう状況になると、

どんどん悪い方向へ考えてしまうし、今まで思ってもいなかった行動を全て”いけなかった”と考えてしまう。

独りだといろんな事を考えてしまい涙が止まりませんでした。

もしかしたら、私の泣き声を聞いて不安になった妊婦さんもいたかもしれません。

でもね、その不安は止められなかったんです。

ずーっと泣いていましたね。

同じ境遇のママさん、不安な気持ちすっごくわかります。

不安をなくすことって難しいですよね。

誰もこの先のことは分からない。

私と同じ境遇でも、結果が違ったママさんはたくさんいると思います。

いいことも悪いことも。

でもね、みんなに共通していることは”赤ちゃんを大切に思っていること”

そして、誰よりも”赤ちゃんを愛していること”

赤ちゃんへの想いや信じることしかできないかもしれないけど、その気持ちが赤ちゃんに届くと信じましょうね(*^^*)

最後までご覧いただきありがとうございました。

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mitarasi

フルタイム看護師&4人子育てママ*^^* 8月に第4子が生まれて現在は育休中です🎶 よろしくお願いします。

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