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赤ちゃんのスキンケアってどうやるの〜?

2021年4月24日

こんにちは〜♪

赤ちゃんのお肌ってプニプニ&もっちりで、触れると気持ちいいですよね!

実は、皮膚の厚さが大人の約半分でバリア機能も未熟なためとてもデリケートなのです。

では、大人の肌と何が違うのでしょうか。

今回は赤ちゃんのスキンケアについてまとめてみました。

赤ちゃんのお肌の特徴は?

生まれたばかりの赤ちゃんは「胎脂(たいし)」と呼ばれる白いクリームのような薄い膜に覆われています。

産後24時間以内に胎脂は自然と消えてしまい乾燥が始まってしまうのです。

また、赤ちゃんのお肌は薄いのが特徴。

大人の半分の薄さしかありません。

薄くてデリケートな赤ちゃんのお肌には、スキンケアで水分や油分を補ってあげることが大切になります。

皮膚のバリア機能とは?

外部のさまざまな異物が皮膚の中に侵入するのを防いだり、体内の水分が蒸発するのを防いだりする働きのことを『皮膚のバリア機能』といいます。

皮膚炎や湿疹の皮膚では、このバリア機能が低下していて異物が侵入しやすく、さらに炎症を引き起こしやすくなってしまう状態にあります。

そうならないためにも、しっかりスキンケアを行っていきましょうね!

スキンケアは皮膚の清潔と保湿が重要!

皮膚の清潔を保つためていねいに「洗って」皮膚の汚れや汗、病原菌や刺激物を落とします。

石けんで洗うと皮脂が失われるため、洗いっぱなしにせず皮膚を乾燥から守るために「保湿剤」を塗ることが大切になります。

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赤ちゃんのお風呂&洗い方のコツ

*優しく手で洗いましょう!

きめの細かい泡を作ったら、その泡をたっぷりと使って体を洗うのがコツです。

ただし、泡をつけただけでは汚れは落ちません。

しっかりと泡立てたら、手ですみずみまで洗うことが大切になります。

いい泡とは?
逆さまにしても落ちないくらいの泡です!

*新生児のうち(生後1ヶ月)はベビーバスを使ってお風呂に入りましょう。

1ヶ月健診が終わったら一緒に湯船に入っても大丈夫!

洗うときは、体が冷えるのを防ぐためにベビーバスなどに浸かりながら行いましょう。

沐浴タオルを使って上半身にかけてあげると赤ちゃんも安心しますよ!

ポイント!
長湯は肌の水分が失われやすいため控えて!
温度は、あまり熱すぎず38〜39℃がベスト!

頭の洗い方

*頭には、体の約10倍の皮脂腺があります。
他の部分よりも皮脂汚れが溜まりやすいため、皮脂を落とす専用のヘアシャンプーを使いましょう!

❶専用シャンプーで指の腹を使って洗いましょう。

❷すすぎは、シャワーで行います。赤ちゃんは羊水の中にいたので顔に水がかかっても平気です!

❸耳に水が入ってしまわないかと心配になりますよね。耳を強くふさいでしまうと鼓膜に負担がかかる場合もあります。軽くふさぐか、むずかしければそのまま流しても大丈夫ですよ!

☆赤ちゃんに皮脂があることを知らなかった私。
長女が生まれてからすぐ、産院では沐浴剤を使用していたため、自宅に帰ってからもお風呂は石けんを使用せずに沐浴剤を使っていました。生後1ヶ月を過ぎた頃からおでこに湿疹ができ始め、頭皮にも広がりフケのようになってしまったのです。その時に、専用のシャンプーや泡石けんが必要なことを知りました・・・。
みなさんはどうでしたか?石鹸が必要なことを知っていましたか?*^^*

顔の洗い方

*全身用のボディソープを使って優しく洗ってあげましょう!

❶顔はこするのではなく、泡で包み込んで汚れを落としましょう。

❷ガーゼを使っても良いのですが、肌を痛めるのこともあるため手で優しくた〜っぷりの泡で洗いましょう。

❸耳の後ろも忘れがちなのでしっかり洗いましょう。

❹Tゾーンが特に汚れやすく、新生児に湿疹が出やすい場所になります。しっかり洗ってあげましょう。

❺小鼻も忘れずに洗いましょうね。

❻すすぎは、弱めのシャワーで顔にかけてもOK!羊水の中にいたため、目に水が入っても大丈夫!反射的に目を閉じることもできます。
☆本当!目に多少水が入っても目を開けています。痛くはないのかな?と思ってしまいますが、心配しなくてもいいですよ!

体の洗い方

*全身用のボディソープを使って優しく洗ってあげましょう!

❶汚れをこするのではなくて泡で包み込んで落とすようにしましょう。

❷おなかや背中はもちろん、首やお股の間、手首のくびれなど、皮膚がくっついている部分も皮膚を伸ばして洗いましょう。

❸すすぎは弱めのシャワーで泡が残らないように洗い流しましょう。石けん成分が残っていると、肌トラブルの原因につながるため泡切れの良いスキンケア商品を選ぶのもおすすめです。

これはやっちゃだめ〜!!
✖️固形石けんや液体石けんを泡立てずに直接体につける
✖️ナイロンのタオルやスポンジなどで洗う
✖️タオルで強くこするように拭く

洗い忘れに注意しましょう!

*関節はしわが多く、しっかり洗ったつもりでも洗えていないことが多い場所です。
しわを伸ばして洗いましょう。

【肘の内側】手を伸ばして

【肘の外側】手を曲げて

【手の甲】片手をグー、パーして

【わきの下】バンザイして

【おしり】割れ目の間もしっかり

【腰・お尻の下】背中を丸めて

【ひざ】足を曲げて

【ひざの裏】足を伸ばして

身体の拭き方のコツ!

*お風呂が終わると用意しておいたタオルで包み込むようにして拭きましょう!

お肌をこすってしまうと負担がかかってしまいます。優しくそっと押さえるだけでも水気は取れますよ!

保湿剤ってと〜っても大切!!

*お風呂のあとは、保湿がとっても大事!

保湿のタイミング!
❶お風呂から出たら5分以内にすぐ
❷朝起きて顔を拭いたあと
❸汗やよだれなどを拭いたあと
☆こまめに保湿してあげることが大切です。
長女に湿疹ができてしまったとき、沐浴剤から泡石けんへ変更し、保湿もこまめにやることで綺麗になりましたよ!

保湿剤の塗り方のコツ!

*保湿はとても大切なスキンケアです!

保湿剤は、皮膚に水分を与えたり皮膚の水分が逃げないようにする働きをしています。

季節に関係なくスキンケアをし続けることが大切です。

保湿剤を正しく塗って皮膚を守ってあげましょうね!

❶塗る人の手をきれいに洗いましょう。
不潔のままだと手についている細菌や刺激物が体についてしまうことがあります。

❷入浴後、水分を拭き取ったらすぐに塗ってあげましょう。
皮膚の乾燥を防ぐために、できるだけ早く保湿剤を塗ってあげることが大切です。

おわりに

いかかがでしたか?

生まれたばかりの赤ちゃんのお肌を守るために私たちができることです。

健康な皮膚のバリア機能を維持するためにも、正しいスキンケアの方法を知っておくことが大切ですね。

湿疹ができてしまった場合は医師へ相談してみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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mitarasi

フルタイム看護師&4人子育てママ*^^* 8月に第4子が生まれて現在は育休中です🎶 よろしくお願いします。

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