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妊娠中の体重管理!〜わたしの体重増加の目安は?〜

2021年4月18日

こんにちは〜♪

妊娠中の体重管理は、おなかの赤ちゃんを健やかに育てるためにとても重要なこと。

ママとおなかの赤ちゃんをつなぐ胎盤の血管にも影響します。

妊婦検診のたびに「体重が増え過ぎていないかな」とドキドキしたり、「体重が減っていたらどうしよう」など不安に感じたりしていませんか?

そこで、なぜ体重管理が必要なのか、適正体重はどのくらいなのか一緒に考えてみましょう!

なぜ体重管理が必要なの?

なぜ、妊娠中に体重管理が必要なのかというと、妊娠中の体重増加は「赤ちゃんとママの健康に大きな影響を与えるから」です。

妊娠中の体重増加は、おなかの赤ちゃんが育つバロメーターになります。

ママの体重増加が少なすぎると小さな赤ちゃんが生まれやすいと言われ、逆にママの体重が増えすぎると、特定の病気を発生させるリスクが高くなることがわかっています。

極端な体重変化はさまざまなリスクを高めてしまうため、ママと赤ちゃんの健康のためにも、適切な体重管理は重要となってくるのです。

妊婦さんの『体重の増えすぎ』について

「エネルギーの摂りすぎ」による肥満や急激な体重の増加は、妊娠出産時のトラブル(難産など)につながることがあります。

さらには、高血圧(妊娠高血圧症候群)や糖代謝の異常(妊娠糖尿病)、赤ちゃんの発育不全の危険性が高まります。

特に、妊娠中期以降は1週間に500g以上の体重増加があったら要注意!

食事内容や運動量など、一週間の生活を振り返ってみましょう。

妊婦さんの『痩せ、低栄養』について

一方、妊娠中の「栄養不足」も問題で、早産や低出生体重のリスクが高まります。

妊娠中は、ママの健康維持とおなかの赤ちゃんの発育を満たすために、栄養とエネルギー量が必要です。

さらに、産後の授乳や育児に必要なエネルギーも蓄えなければいけません。

妊娠中にあまり太りたくない、産後に早く痩せたいと望むママは少なくありませんが、おなかの赤ちゃんのために必要な栄養は十分に摂って、強い身体を作ってあげましょうね!

ちょうど良い体重増加はどのくらいなの?

妊娠中の体重増加の目安は、ママの妊娠前の体格(BMI)によって決められています。

まずは、ママ自身のBMIを把握することから始めましょう!

WHAT’S !? BMI

BMI(Body Mass index)とは、身長からみた体重の割合を示す『体格指数』のこと。

世界で最も使われている指数。

妊娠前の体重□kg÷身長□m÷身長□m=□

BMI:18.5未満BMI:18.5〜25.0未満BMI:25.0以上
痩せ気味
BMI:20以上を目指しましょう!
医学的にもっとも病気になりにくい数値が「22」
妊娠を目指す人は、BMI:22を目指しましょう!
肥満に該当
適正BMIを目指しましょう!

妊娠中の体重増加の目安

やせ標準肥満
12〜15kg10〜13kg①BMI25〜30未満:7〜10kg
②BMI30以上:個別対応(上限5kgまでが目安)

↑2021年3月に改訂された新しい表になります。

*体格分類は、日本肥満学会の肥満度分類に基づいています。

低体重(やせ) BMI:18.5未満

非妊娠時の体重や遺伝にもよりますが、妊娠しても栄養バランスに偏りがあり、食生活が改善されずに妊娠中の体重増加が不十分な場合があります。

そんな時は、子宮内の発育不全などによって早産や低出生体重のリスクが高いと言われています。

痩せ型ママ(非妊娠時BMI:18.5未満)の場合、妊娠中の体重増加は9〜12kgになるよう目指しましょう!

肥満      BMI:25.0以上

肥満は、高血圧のリスクが高まったり、子宮筋の収縮が弱くなり(微弱陣痛)、難産になることがあります。

肥満型ママ(BMI:25.0以上)の場合、妊娠中の体重増加はおおよそ5kgですが、他のリスクを考えながら個別に対応する必要があります。

産院の医師と相談しながら体重管理を行いましょう!

妊娠中の体重増加の内訳

妊娠して増えた血液&水分:2kg
妊娠して増えた脂肪:2kg
胎盤:0.5kg
羊水:0.5kg
赤ちゃん:3kg

こんな時はどうすればいいの?

つわり

妊娠の兆候のひとつでもある”つわり”

妊娠初期から見られることが多いのですが、症状や時期は人それぞれ。

決して無理をしないようにしましょう。

つわりは、女性ホルモンが影響しているということも言われていますが、いまだにはっきりとした原因がわかっていません。

全くない人もいれば、点滴や入院が必要なくらい重症化する人など、症状も程度も個人差があります。

症状
吐く、吐き気がする
→胃がムカムカして吐いてしまう。
空腹時に吐いてしまう人もいれば、何か口に入れると吐いてしまう人もいます。
においに敏感になる
→自律神経が不安定になることで吐いてしまうそうです。
今まではいい香りだと思っていたものが、急に不快になったりすることがあります。
食べ物の好みが変わる
→今まで好きだったものが食べられなくなったり、逆に嫌いなものが食べたくなったりします。
イライラしたり頭痛がする
→つわりの時期にイライラしたり頭痛がする人も多くいます。
眠気がする
→身体がだるくなったり、どんなに眠っても常に眠気が覚めないことがあります。
☆つわりに個人差があるように、おなかの赤ちゃんによって症状も程度も変わりますよね。私の場合、つわりがあまりない子もいましたが、第4子の時には上記の全てが当てはまりました(>_<)
対策
食べても吐いてしまうママ
→無理して食べることなく食べられるものを少量ずつ食べるように心がけましょう。妊娠初期は、葉酸やビタミンを摂ることが大切だと言われているため、イチゴやグレープフルーツ、ほうれん草などを摂取するといいですよ!
もし食べられない方は、サプリメントで補うのもひとつです。
食べ物を受けつけないママ
→脱水症状を起こさないためにも、こまめに水分補給することを心がけましょう。イオンが含まれるドリンクはミネラルが豊富なためおすすめです。
空腹時に吐き気を感じるママ
→朝起きた時に吐き気を感じることが多いため、枕元にビスケットやイオン水などを準備しておくといいですよ。
気分転換をする
→精神的な要因で起こるつわりもあると言われているため、お友だちと会っておしゃべりしたり、好きなことをして気分転換することで楽になることもあります。
上のお子さんがいる場合には、ご両親やパパに上の子を預けて「ひとりの時間」を作ってみるとかなり気分転換になります。
☆わたしも、子どもたちを両親へ預けて「ひとり時間」を過ごすことがありました。かなり良い気分転換になり、笑って過ごすことが多くなりましたよ*^^*

こんなときは、医師の診断を受けて!

つわりがツラく感じても、多少食事が摂れて日常生活に支障がなければ様子を見ても大丈夫ですが、極端に食事や水分が摂れないとママとおなかの赤ちゃんにも影響が心配なため医師の診断を受けましょう。

◉一日に何度も吐いてしまい脱水状態になっている
◉数日間ほとんど何も食べられない
◉妊娠前より5kg以上体重が減った
◉フラつくことが多くなってきた
◉入院加療が必要な場合もあるため、妊婦検診の日を待たずに産院へ連絡し早めに受診しましょう!

おわりに

つわりってツラいですよね。今つわりで苦しんでいるママ!

無理をしないでママ自身を労ってあげてくださいね。

どれだけ眠ってもいいんですよ!

おなかの赤ちゃんが「ママ!お願いだから休んで!無理をしないで!」と言っているんだと思ってくださいね!

ストレスフリーなマタニティライフを過ごしましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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mitarasi

フルタイム看護師&4人子育てママ*^^* 8月に第4子が生まれて現在は育休中です🎶 よろしくお願いします。

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